以前、久しぶりに自分でパンク修理してみた時に、失敗したので自分への戒め?もかねて紹介させていただきます。
結論から言うと、そもそもパンク修理の原理を理解していなかったのです。
当初、パンクはパッチをチューブに接着剤で貼りつけて穴をふさいで修理すると思っていました。
それの、どこが間違っているの? と言われそうですが、細かいとことを言うと、「接着剤で貼りつけて」というところが、「接着剤で固めて貼りつけて」と思っていたからです。
そこの何が間違っているかは、写真を見ながら解説します。
①穴を特定
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大体よく見て耳を澄ませば、どこから漏れているか分かります。よく、バケツに水を入れて・・・・と書いていますが、サイクリング中でバケツを持っている人はいないので、だいたいチューブごと替えてしまいます。ただ、予備のチューブを忘れたり2回目のパンクで予備を使ってしまった場合等、その場で補修キットで直すことになります。そんな時は自分の耳を信じましょう(笑)。
②表面をヤスリがけする
実はこれが重要で、今まで接着剤が弾かないように表面の異物を取るためだと思っていたのですが、実はこれが大きな勘違いでした。当然表面の異物も取りたいのですが、後程登場するパッチを「接着」ではなく「圧着」させるために平らにするのです。
③接着剤を塗布
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今まで接着剤で固めると思っていたので、たっぷり塗っていたのですが、この接着剤はむしろ母材を溶かして圧着しやすくするものなので、たっぷり塗るのは逆効果です。薄くまんべんなく塗りましょう。
④接着剤を乾かす
ここも、正しく理解していなかったので適当に乾かしていました。なんか説明書に「乾かして」というようなことが書いてあったので、イマイチ理屈が分らず、ほとんど乾かさずパッチを貼りつけました。自転車屋ではドライヤーで時間短縮してますね。では、何時間も乾かしておけばいいという訳でなく、あくまでもゴムがしんなりと柔らかくなった状態がベストなので気温などにも寄りますが5分ぐらい乾かせばOKです。「べちゃべちゃ」ではなく、「しんなり」といった感じがGoodです。
⑤パッチを貼りつける
ここも勘違いしていたので、そっと貼りつけて乾かしていましたが、それは大間違いです。何となく完成した気になりますが、タイヤにセットして空気を入れると、シューっと言ってパッチの脇から空気が漏れてきます。ここで重要なの圧着です。説明書など見ると木づちで叩くと書いてあることがありますが、サイクリング中に木づちを持っている人はいないので、パッチやチューブを傷つけないようにペットボトルの底など硬いものでグリグリと圧着させます。アスファルトの上だと凹凸があるので、できるだけ平らなところで押し付けましょう。
⑥保護フィルムをはがして完成
圧着して本当は数分放置したほうが良いのですが、道中では仲間も待っていると思うので、そのまま透明な保護フィルムを剥がして完成。しっかりと圧着で来ていれば、そっと剥がせば大丈夫です。ただ、フィルムが古くて固着している物など勢いよく剥がすとフィルムが裂けたり、一緒になってパッチががれるのでそっとやってください。
・・・ということで、すべて取説に書いてありますが、多くの人が取説を読まずに適当にやるので、紹介させていただきました。
まぁ、できるだけスペアのチューブで済ませて、パッチによる補修は最後の手段ですね。手間を考えると、スプレーもいいかもしれませんね。
なお、最近ロードバイクでも人気のチューブレスはチューブレスタイヤ用の補修キットが有りますので、お間違いないように。
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