最近の大学入試制度は多種多様です。特にAO入試や推薦入試といった形態が非常に大きい割合を占めるようになって来ました。
特に文系は顕著で、半分以上推薦などで一般は極僅かしかいない事態になっています。医学部はもともと医者になる資質を見る為に面接を行ってきたので、推薦やAOは少なかったが、それでも最近は増えてきた。特にへき地の医者不足に対応すべく、地域枠入試と推薦をセットにしてくるケースも多い。
ただ、推薦やAOは基本的に第一志望なので専願なんです。合格したら授業料を期日までに入金しないと無効になります。当然、秋に行われるので、合格したら他は受けることが出来ません。私立は授業料を払っても入学手続きを行わなければ良いのですが、500万円ぐらいを捨てる金持ちはそんなに多く有りません。
従って、推薦やAOは国公立はもちろん、私立でも滑り止めにはなりません。
ところが、藤田医科大学はAO入試でありながら、なんと、国公立の前期と推薦・AOに限り辞退することが出来ます。当然AOなので秋に授業料を払わなけばいけないのですが、その後で普通にセンターを受けて、国公立を受けて合格した場合や、秋の他の国公立の推薦・AOで合格した場合は払った授業料が戻ってきます。
ホームページ作成サービス「グーペ」
通常の私立の一般入試はこのように、辞退した場合は戻ってくるケースは多々ありますが、専願前提の推薦・AOで戻ってくるケースは非常に珍しい。
それも、医学部 医学科に限って認められるのです。センターが悪かったら、薬学部などに変更して合格しても、藤田医科大に入金した授業料は戻ってきません。
我が家も、センターがダメだったら、薬学部か工学部に行こうと思っていたのですが、これを受けることにより、医学部一本に心が固まりました。
具体的には授業料などコミコミで659万円入金して、入学金の150万円を引いた509万円がもどってくるのです!!
薬学部の中期や後期の医学部もダメです。あくまで推薦や前期だけです。
ふじた未来入学試験・・・という名前です。
試験は書類と英語、数学、小論文そして面接です。
ここの凄いところは評価点〇.〇以上とか募集条件が無いのです。さらに、なんと2浪までOKなんです!!!これは美味しい反面、現役生にとってはうれしくありません。推薦やAOは、学力的に現役生より勝っている多浪生が受験しないので、現役生のみで勝負が出来る・・・といった恩恵が受けることが出来ません。
ましてや国公立と掛け持ちできるなんて。。。
そんな美味しい情報って、あんまり知られていないですよね~。
募集人員15名に対して、現役106名、浪人145名。倍率16.7倍。浪人生の方が多い推薦なんて・・・。現役生はあまり知らないのか・・・。
やはり、ここでも、親の力ですね!
今の受験は情報戦です。
普通に一般入試を受けるだけでなく、様々な可能性にチャレンジするためには、アンテナを高くしておかないといけません。学校生活や部活をやりながら、受験勉強もしながら・・・なかなか子供の力だけでは情報をゲット出来ないのです。
ということで、我が家はあらゆる可能性にかけて、悪あがきしています(笑)。いかんせん学力が無いので・・・・。
【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!
さて、結果は・・・まずなんとか一次試験はパスしました。まぁ、
351人中36人に入りました!!
東北大の医学部は門前払いでしたが、なんとか推薦の土俵に乗れました。
2次試験は小論文と面接、小論文は一次試験の時に実施したので、2次は課題と面接。課題は講義のような物を聞いて答え、面接は個人・集団で面接官が入れ替わり、何度も実施します。
面接では生徒会長に応援団長に数学オリンピック、TOEIC・・・・など、輝かしい実績に、面接官もすごいですね~と、べた褒め。
これは行けるかな?!
我が子も珍しく手ごたえを感じて、余裕で2次の結果を待つと・・・
なんと結果は不合格。
定員15人の所を辞退を想定して20人が合格したが、その中に我が子の受験番号は無かった。。。
36人中の20人に入らないとは。。。
これ、結構ショックですね。手ごたえあったのにねぇ。
いったい何が気に入らないの???裏金が足りなかった?(笑)
まぁ、これが受験ですね。
我が子にはかわいそうでしたが、人生初めての挫折を味わったようです。
さぁ、気を取り直してセンター試験に向けて頑張りましょう!!!
[広告]
大学受験ランキング
にほんブログ村
↓ 綺麗なホームページ作りはこちらから ↓