いよいよ高校3年生は部活も終わり、志望校を絞り込み、受験戦争へまっしぐらの時期になってきますが、ウチの子は志望校が定まりません。
・・・というか、将来の職業のイメージがわかず、志望学部が定まりません。
以前にも書きましたが、大学受験は所詮、将来の職業の選択肢を広げるためのツールの一つに過ぎない。無名大学よりも東大・京大のほうが、就職の選択肢が広がる・・・と言っていました。自分の大学の先輩が沢山入っている大学であれば、自分の時も採用枠があると予想できます。
実際は、何となく大学に入って、それから就職を考える人も多いのが現実。また、大学で考えが変わって、高校時代に思い描いていた進路とは違う進路に進む人も多くいます。
我々はバブル時代の人間なので、「文転」と言って理系の学部から、給料の良い証券会社や銀行、生命保険など文系の就職先を目指す人もたくさんいました。
学生時代に正しく就職(特に会社)のイメージをつかむのは不可能です。ただ、繰り返しますが、大学はあくまでも通過点なので、希望の職業に付けなければ全く意味がありません。
上の子は希望の大学に入れましたが、就職活動はさっぱりで、インターンの応募すら全く網にかからず苦戦しています。
受験はクラスのみんな同じ方向に向かって、先生も指導してくれましたが、就活は誰も助けてはくれませんし、孤独な戦いです。
我々の時は、研究室(ゼミ)を決める時に、先輩がどんな会社に就職しているか調べて、大まかな就職先の分野を絞り込み、あとは教授推薦さえもらえれば、就職は決定してしまう・・・といった実に単純でしたが、文系と理系でも違います。
最近は短期インターンをやる会社が多く、8割ぐらいの会社が3年の夏、冬にインターンを実施して、優秀な学生は目星を付けられています。ウチの会社は長期のインターンで1か月以上いるので、そこで悪い印象がなければ、そのまま内定どころか、部署まで決まってしまう勢いです。
従って、1年、2年生でボヤボヤしている子は、3年になって就活で出遅れてしまいます。2年の時には研究室(ゼミ)選び・・・結局、大学受験が終わるとすぐに就活なんです。大学受験の頃は、就職なんて、まだまだ先の話だから・・・と思っていると、結局すべては就職につながっていくことに、後から気が付きます。
そういった意味で、学部選びも苦手教科の消去法から決めるのではなく、将来の就職に向けてビジョンを持って選びたいですね!
ということで、高校生にも下記の本を読ませてます!
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