我が家はついに受験生になって、いよいよ志望校を明確に決めないといけない時期になりました。さらにその前にまずは学部ですね。
国語が苦手なので、理系は間違いないのですが、工学部、理学部、薬学部・・・・そして医学部など色々興味があって、なかなか決めかねています。
そんな中、最近工学部か医学部に行きたいと言い始めました。
まぁ、工学部はいわゆるメーカーや東電やJRなど就職には一番直結しやすいので、分かりやすいと言えばわかりやすい。
医学部はTVドラマで取り上げられているので、情報量の少ない子供たちにとっては分かりやすい職業ですね。
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それにしても最近の医学部人気は尋常じゃないですね。
特にリーマンショック後の偏差値の上昇はすさまじい。バブル、リーマンと経済危機経験すると、どうしても就職に対して安定嗜好になってくる。医学部医学科へ行けば、その後の国家試験さえ合格すれば、あとは順風満帆な人生が待っている。
不況の後の公務員人気と同じですね。大企業に就職できても、その後の会社の業績いかんでは、底辺の生活の可能性もあります。
従って、田舎の大学の医学部でも東大や京大の医学部でも、医者には変わりないので、医者になりたい人間は全国津々浦々の医学部を受験するのです。そうなんです、全国の有名進学高校の強豪が、地域の垣根を超えて受験するのです。
その結果、国公立大学の医学部医学科だったら、めちゃくちゃ偏差値が上がり、どの大学でも早稲田や慶應の理工系の学部並みなのです。下手したら、東大理科Ⅰ類に迫る勢いになっているのです。
だから、予備校も東大、京大、国公立医学部が3大エリートクラスとして扱っているのです。
さらに、この波は私立にも来ており、昔ならお金さえ積めば入れる大学は存在していましたが、軒並み偏差値がうなぎ登り。特に授業料を下げた大学は偏差値が上がる傾向になっており、偏差値と授業料は見事に相関があります。まぁ、お安くは入れれば有名・無名どこでも良いのです。医者にさえなれれば。
だから、裏口入学などの問題も起きるのです。
それにしても、この日本の人口減少の中でいつまでも医者不足は続かないと思います。AIやロボットの発達や薬の発明で、医者のニーズはどんどん減ると思います。だから、現在の医者不足がこの先30年後も続くとは限らないのです。
ただ、唯一東京への一極集中だけは、この先も続くので、田舎は相変わらず医者不足には変わりありません。まぁそんなところには、コンビニすら無い訳なので、医者だけに限った話ではありません。
ということで、正直、我が子に医学部を勧めるのか・・・・迷っています。特に、この異常な医学部バブル時代なので。。。
まぁ、誰も未来予想は出来ないので難しいですね。
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