イヤー、昨夜は興奮しましたね！ゲームではなく、刻々と変化して行く状況と駆け引き、これぞ監督の力の見せ所でした。まさにMVPは西野監督でしたね！！
どうですか？周りの人でも「スポーツマンらしくない」「最後まで攻めて欲しかった」とか言っている人いませんでしたか？
私の周りもちょくちょくいました。サッカー好きの人で４人に１人ぐらい。
まぁ、リアルタイムに見ていた人で、試合終了間際５分。どれだけの人が、西野監督の素晴らしい決断力を称賛したでしょうか？！
選手も反対側の試合結果が分からないから、試合終了のホイッスルが鳴っても喜ぶこともできず、ポカーンとしていましたね！！こんなゲーム終了も初めての光景です！？
それにしても長谷部を投入してメンバー全員に意志徹底をした時、あまりの西野監督の英断に、驚きました。中途半端な指示ではいけない、このタイミングで選手、監督が一つになって決勝トーナメントを勝ち取ったのです。
残り５分、一人の選手も勘違いや伝達ミスが許されないのです。作戦タイムが許されるならば、円陣を組んで、監督の指示を一言も聞き漏らさないようすべきタイミングなのです。
サッカーは作戦タイムがありません。１分、１秒も判断が遅れたら命取りとなる状況で、監督のすべてのメッセージを長谷部に託してピッチに送り込んだのです！！！
一人でも理解が遅れ、攻めに行ってファールを貰ったら、それでどうなるか分からないのです！
日本人監督で良かった。
始めてこの瞬間。西野監督で良かった。外国人の監督なら意思疎通できず、中途半端に指示でイエローカードを貰っている可能性があります！
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観ていなかった人の為におさらいすると、
・後半に入ってポーランドにエンジンがかかり攻められていた。
・ついに１点ポーランドに取られた。０－１。
・この時点でコロンビアVSセネガルは０ー０。
・日本は攻めて１点取らないと１次リーグ敗退。
・乾を入れるもポーランドに攻められ、２点目も危ない状況。
・ところが後半２９分コロンビアが先制！！！１ー０！
天使が舞い降りたのです！
・この時点でセネガルと勝ち点、得失点差、直接対決全て同率。
（差はフェアプレーポイント＝イエローカード数だけ）
・しかし、ポーランドの猛攻は止まらず、どんどんシュートを打たれる。
・特に後半３６分のシュートは川島のファインセーブでボール半分でセーフ！
・残り８分。ついに西野監督が英断！！！！
・残り時間を考慮し①②のどちらが確率が高いか、冷静に判断！！！
①日本が追いつく確率
《背反》
⇒日本が攻めて逆に２点差になるリスク
⇒日本が攻めてイエローカードを貰うリスク（２１分に槙野が貰っている）
②日本が守って点差が広がらない確率
《背反》
⇒セネガルが追いつくリスク
・もう一つの試合の流れ、残り時間もスタッフが逐一西野監督に伝え、その情報や助言に耳を傾け、冷静に残り７分で②を選択することを英断したのです！！！
結果、読みがズバリ的中し、０－１でポーランド戦には負けたものの、決勝トーナメントに西野さんが連れて行ってくれました！！！
凄い！！西野さん！！私が監督でも、中途半端な指示になってしまう所を、スパッと決断した。スピード感と判断力が素晴らしい。あなたはこの決断ができますか？！
スタメンからも「意地でもポーランドに勝って決勝トーナメントに行く布陣ではなく、とにかく引き分けでも行くための布陣」で望んでいるので、判断にブレが無いのです。
ここで判断を間違って、「最後まで攻め続けろ！」なんて指示を出していたら、今頃１次リーグ敗退で、スタメンメンバーをボロカスに言われていたでしょう。
状況を正確に読み取り、流れをつかみ、目標を見失わない西野監督に本当に感心しました。経営者としての素質もあると思いました。
日本のサッカー史に名を残す、素晴らしい采配でしたね！
試合直後はタナボタと書きましたが、立派な戦術で勝利です！！失礼しました。
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