③飼育方法

ここでは大きく分けて半年ぐらいまでのヤングまでと、それ以降のアダルトまでに分けてエサの与え方などの注意点と、よくあるトラブルを中心に書いてあります。

〈ベビー・ヤング〉~半年ぐらいまで

・気温:25~32度で高温の場所と低温の場所を作る。若干高め

・湿度:60~80% 脱皮不全を起こさないよう若干高め

・給餌:基本毎日(最低1回/2日)。食べられるだけ。

 

〈アダルト〉半年以降

・気温:25~30度で高温の場所と低温の場所を作る。

・湿度:60~80%

・給餌:1回/3日程度で欲しがるときだけあげる。

我が家では、ケージ内が15度ぐらいでもパネルヒータ上は暖かいので、問題なかった。また、湿度はウエットシェルター内は多湿なので、ケージ内は10%ぐらいでも大丈夫だった。エサも1週間ぐらい食べなくても平気。拒食になってもあせらない。

 

〈紫外線〉

他の爬虫類と違って、紫外線を必要としない為、紫外線ランプは不要。夜行性である為、明るい照明は苦手。

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〈脱皮不全〉

ベビー・ヤング期は上手く脱皮できなく、残ってしまうことがあるので、その時は濡らした綿棒で取ってあげる。焦らずにじっくりとやること。

 

〈拒食症〉

人間に怯えたり、コオロギに怯えたり、エサに飽きてきた場合、まったく見向きもしなくなるので、1日間を空けてやってみれば、だいたい食べる。エサそのものに飽きた場合はローテーションさせる。特に人工餌や冷凍コオロギは、しばらくすると飽きてくる傾向がある。ピンセットに怯えた場合はコオロギの後ろ足を取って置いておけば翌朝には無くなっている。その際、たくさん入れると逆に怯えてしまうことがある。また、産卵直前は食べなくなる。