《レイクエルサルト釣行記3》

《釣り3日目》

ついに最終日になった。今回は60を釣ることが目的だったので、とにかくガイドを信じてガイドの提案通りにやった。長男も目標も達成し、私のサイズも徐々に上がり、後は60さえ釣れれば文句なしという状態であった。しかし疲労は徐々に増し、長男も薬を飲んでの出船となった。朝一はシャロー。完全にこのガイドの行く場所がパターン化され一日の動きも把握できた。そしてそこでやるべきこと、投げるポイントも把握できていた。また、ネット上にも書いていたが。9時ぐらいから11時まで、ブレイクから上のフラットに大量にバスが上がって「お食事タイム」が始まり。昼から3時ぐらいから4時半ぐらいまで同様に「お食事タイム」が始まる。そしてそのルートは決まっており、ガイドはその水中の地形変化を網羅しておりルート上の溜まり場も知っている。したがって毎日その時間は同じポイントを攻める。逆に見切りも早い。「お食事タイム」に盛り上がらないときは、ほかの同じようなポイントを攻めて行く。しかし、今日は今まであったネットが外されなくなっていた(規定の収穫量に達すると10日前でも外すそうだ)ので、ちょっと長めにシャローで粘った。しかし、サイズが伸びない。「早くお食事場のフラットに行きたい」ふと、あせってそんな気になってきた。次はやや深めのところでキャロの指示。「お~い。お食事タイム始まっているよ。早く昨日のところへ行きたい。」そんな気持ちを反映してか、キャロではミスフッキングの連発。10時前にようやく昨日の爆発ポイントへ移動。しかしそこには先客が…。同じロッジのメキシコ人たちだった。「9lbオーバーが釣れた。今日はクランクが当たりだ」と聞き、フラストレーションは頂点に…。「あー。シャローで無駄時間をすごさなければ良かった」悶々としながら昨日大当たりのワイルドアイ・スイムシャッドを引くが、「お食事タイム」は終わったのか、全く反応がない。クランクも駄目。ガイドはさっとその場所を見切り、上流のフラットへ移動。ここは午後の風が吹き始めてから「お食事タイム」に攻める場所だが、前倒しで午前から入った。しかしその判断が大当たりで、ブーマーのファットフリーシャッドで大爆発。45~55cmぐらいのバスが入れ食いになった。メキシコ人の言う通りであった。50cm以下はフックを外すのも面倒なのでボート際でエラ洗いさせて自動的にフックオフさせた。完全にメキシコ病にはまった。腕が痛くなるまでクランクを引き倒した。長男は腕力が無くディープクランクは巻ききれないので、スイムシャッドにチェンジ。しかしクランクの圧勝であった。すでに長男の疲労も絶頂で、集中力を欠き、根がかりを連発させていた。11時を過ぎ定刻通り「お食事タイム」終了となった。これまたお決まりとなった「お食事タイム」後のキャロポイントへ移動。早速54cmの良型を上げ、その後もぽんぽん45クラスを上げるものの60は姿を見せず午前中は終了。ただ、エルサルトの「お食事タイム」のすごさを実感して、すでに十分満足になり、あせりは完全に消えた。また、併せてガイドへの信頼もまた一層増し、3日間ガイドを信用して良かったと思った。長男もキャロが大好きになり、ひとつステップアップが実感できた釣行となった。


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最終日は長男の希望で2時からのスタートとなった。1時間しかお昼寝タイムがないが寝れるか?と心配したが2人とも疲労絶頂で即爆睡であった。今日は初めてボートランプの近くの両岸が切り立った水路のようなポイントに行った。いつもそこにはボートが浮かんでおり人気のあるところのようだった。しかしそこは沈黙。午後からはやや風が強く非常に投げ辛かった。結局3時に午後のお食事場へ。しかし風が強くなり濁りが入りいまいち反応が悪くなった。少しずつ移動しながらLV500で広範囲を探っていると、おもむろにガイドが巨大バイブを取り出し、「これが良いのだ」とキャスト。いきなり50クラスがヒット。すぐに私に貸してくれ、第一投すると重い…。まるでクランクのような引き心地。ガイドがもっと早く巻くように指示。OKと巻くとすぐにガツンと56cmがヒット。その後もぽつぽつキャッチするが本当に良型ばかり。55cmを追加しあたりがやんだところで移動。お決まりになってきたお食事場の後のキャロ。いつものように「こちらからこちらに向かって」と細かい指示。まもなくコツと小さなあたり。午前中はミスフッキング連発だったので、渾身の大あわせ。今までに無い強烈な引きで上がってきたのは顔と胴がやけに太い57cm。その後も45クラスをがんがん釣ったが60オーバーは姿を見せず。長男も本当に体力の限界で鼻血も出て、「横になって休んだら?」と提案するも、「いや。やりたい」とがんばります。


ロリポップ!

再び移動して、60オーバーを狙いキャロを投げまくり。ここでもキャロがあたり長男と交代で入れ食い状態。長男も私も54cmを上げ大満足。最後はお決まりのシャローを攻めたが不発で今回の釣行の終了となった。最終日も57cmを筆頭に2人で70匹ぐらい釣り上げた。特に私はこの一日だけで50オーバーを7匹釣り大満足であった。過去の釣行記を見ると大体そのうち1~2本60オーバーが混じっているはずなのだけど…とちょっぴり残念。後ろ髪を引かれる思いで湖を後にした。


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《移動日》

この日もフライトまでやらないかとガイドに進められたが、もはや長男も限界で、マサトランの町並みも見てみたかったので断った。遅めの朝ごはんを食べ、少し観光をして空港に送ってもらった。他のサイトにもあるように、マサトランはカンクンやアカプルコほどメジャーではないが華やかなリゾート地だった。シニアフロッグズというチェーン店の発祥の地とかで、お土産はここで購入。いたるところにカエルのお店やカエルのグッズ(便乗品?)がありました。次回は妻と娘を連れて「女組みはリゾート」・「男組みは釣り」というのも良いなぁと思った。行き同様、帰りのフライトも問題なく順調にケンタッキーに帰ることができた。


《まとめ》

7歳の子連れで、3日間本当にできるだろうかと心配だったが、発熱・鼻血などあったが何とか無事3日間やることができた。釣果も3日で私が50アップ13匹、長男が6匹と十分上出来。「糸が絡まった」「根掛りした」「うまく投げられない」「暑い」「寒い」普通ならなかなか釣りにならない状況下ではあったが、ガイドが適宜ヘルプしてくれて、思ったより釣りに集中することができたし、ガイドの指示もパーフェクトだった。私の目標であった60アップは釣れなかったが、長男の50アップは達成し、エルサルトの強烈な「お食事タイム」のラッシュも体感でき十分満足できた。この釣行中に40歳の誕生日を迎え、最高の誕生日プレゼントとなった。また、3日間ともリアシートでスピニング一本という状況で、大人並の釣果をたたき出した長男の釣り運の強さに、改めて感心した。

《子連れの人にアドバイス》

・子供用のライフジャケットは持参したほうが良い
・子供は暑がるが、帽子はもちろんだが、絶対に長袖・長ズボン(日焼けは体力を消耗させます)
・熱中症防止に多めに水分をとらせる
・根掛り&ライントラブルは積極的にガイドにお願いし子供に退屈な思いをさせない
(子供は頻繁に根掛りさせるので最低でも2本は竿を準備したほうが良い)
・あまりの暑さと疲労で食欲が無くなるので、日本から好みのお菓子を持ってくると良い

 

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