海外赴任から帰国後しばらく熱帯魚は自粛していた。どうせのめり込んで、熱帯後地獄にハマるのが目に見えていたからだ。しかし、一年持たずして、またゴソゴソと買い始めた。その中でアイスポット・シクリッドはブラックバスのような雰囲気のフィッシュイータなので、バス釣りをやる私としてはとても興味があった。現地ではピーコック・バスと言ってゲームフィッシングの格好のターゲット!実は5~6種類あって、一般的にキクラ・オセラリスの養殖の安いやつが、アイスポット・シクリッドとして売られている。値段が安いのでうっかり買うと50cmオーバーの肉食魚なので、素人が手を出すと最後まで飼育することが困難なパターン。シルバーアロワナやレッドテールキャットよりも安く手に入るので、注意が必要です。
・キクラ・オセラリス
こんなに小さなちびっこが、あっという間に大きくなります。
コンディションで模様が薄くなる時があります。
もはやボスの風格。
・キクラ・オリノセンシス
オリーブ色で落ち着いた模様がいい感じです。スモールマウスバスのような雰囲気をしています。体形もやや短い感じで非常に端正な姿です。体側にも金色で縁取られたスポットが三つ入り非常に綺麗な魚です。
赤虫で腹がパンパン。こんなちびっこがすぐに凶暴な肉食魚になります。
金色の縁取りが出てきました。
掃除係の錦鯉と・・・。
・キクラ・ケルベリー
こちらもオリーブ色でカッコいい。ただ、体側のスポットはオセラリスと同じで地味なのですが、しっぽのスポットはお見事。まさにピーコックバスにふさわしい彩り。体高も高く堂々たる面構え。
ルアー雑誌の1ページのようなアングル。
ピーコックバスの名の通り複雑な色合い。
・キクラ・テメンシス
細長系アイスポット。金色の点がちりばめられ、上述の3種とは明らかに違う。成長も早く全長も80cm以上にもなる。幼魚の模様とは全く変わるので育てていて、変化が味わえる。
ひょろっとした姿で、別の種類のよう。
徐々にスポットが出てきた。
スポットが華やか。
・キクラ・ピクティ(アラグアイアブルー)
ブルーっぽいアイスポット。まぁ、照明の色にもよりますが、本物はさほど青くない。尾びれ、尻びれあたりが若干青い感じ。こちらも細長系のアイスポットで、金色のスポットが全身にある。こちらもテメンシス同様大型になる。こちらは幼魚のうちからスポットがある。
テメンシス同様黒い帯が目立つ。
体側の黒い帯が無くなってきた
若干体高が出てきた。オセラリスとテメンシスの中間といった感じ
この写真でちょっとひれが青く見える程度。